先日、住宅の設計契約をさせて頂きました。
この住まいは、平屋という素直な構成に、切妻屋根の原型的な美しさを重ね、
黒い外壁の凛とした表情と、杉板のあたたかな質感を対比させることで、静けさの中に確かな存在感を宿しました。
前面道路に対しては視線をやわらかく受け止め、背後に広がる川の風景へと、暮らしを静かに開いていく。
“閉じる”と“開く”を丁寧に設計することで、安心感と開放感が心地よく共存する住まいとなっています。
光を受けて表情を変える杉板、陰影を美しく引き締める黒い外壁、そして、夕景のなかでやわらかく浮かび上がる灯り。
時間とともに美しさが深まる、静かに佇む平屋の住まいです。