画像は全て各自動車メーカーのフラッグシップモデルのインテリアデザインです。
どのメーカーも洗練され、高級感に満ち溢れたとても美しいデザインです。
私は見てるだけで(※買えないので)その美しさに見惚れてしまうのですが、
どうやら近年の若者にはその高級車への憧れが無いに等しいみたいです。
自動車と言えば男のロマンでありステータスシンボルだと思っていたのですが、どうやらその考えは古いみたいです。
自動車業界もサブスクの時代に突入し、所有から利用に転換することは避けられません。
日本が誇る世界のトヨタのトップが「自動車屋止めます」宣言したことにより、さらに先の時代への速度を速めています。
画像にあるようなラグジュアリーなインテリアデザインは少しずつ減少し、本質のみを追求しているかに見えるVOLVOのような、
簡素にして上質なデザインが、今後の自動車のインテリアデザインスタンダードとなるのだと思います。
先の時代の建築も同じように簡素にして上質なデザインがスタンダードになると予想できます。
建築家ジャン・ヌーヴェルは、「最後には機能の表現のみが残り、物質は完全に管理される。我々の知識と理性の力は物質をそぎ落とし、残るのは本質のみ。建築も同じです」と話していることが正に今回の話です。そして本質とインターネットが主流になるのだと思います。
簡素にして上質で本質を追求している=未来的と思える自動車のインテリアデザインは以下の画像です。
これはラグジュアリーデザインは化石となるかもしれません。