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上越市へ建築探訪

年末年始休暇の最終日に、アトリエ系建築設計事務所の雄、谷尻誠氏設計の「トラットリア ラ・ペントラッチャ」と、

組織系建築設計事務所としては2番目の規模を誇る、㈱日本設計設計の「上越市新水族博物館」を求めて上越へ行きました。

 

アトリエ系建築設計事務所と組織系建築設計事務所の形態の違いを簡単に説明します。

アトリエ系は個が強く主に意匠設計に特化しています。組織系は会社規模が大きくチームプレイに長けており、意匠設計者のみならず、構造設計者と設備設計者を抱えています。アトリエ系と組織系以外には部門系があり、大手・準ゼネコンの設計部、又は地域工務店の設計部が部門系と言えます。

大手ゼネコン設計部は組織系と類似しています。

そして建築設計を主体とするアトリエ系と組織系が、建築施工を主体とする建設会社母体の部門系と組むこともあります。

それらの形態を意識しながら建築を見てみると、また違うおもしろさを発見出来ると思います。